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紫耀くんの相手役が知英ちゃんになる日まで

「青春の一冊」

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/pdmagazine

自称文学女子の私にはかなりうってつけのお題と思い参加したいと思います。
「青春の一冊」なんだろうな?今だったら迷わず薬丸岳さんの作品なんだけど、青春って感じはしないですよね(笑)ちなみに「死命」を読むとか言っておきながら、「刑事のまなざし」を先に読み始めてて、もうすぐ読み終わります。

せっかくなのでご紹介。

刑事のまなざし (講談社文庫)

刑事のまなざし (講談社文庫)

「刑事のまなざし」て、知英ちゃんと先生チームで仲良しな椎名桔平さんでドラマ化してたんですね!よし、見よう!(真顔)



さてさて、話がずれたので戻します。
お題は「青春の一冊」でしたね。まず「青春」の定義ってなんだろう…(黙れ)、こんなこと言っていたら本当先に進まないですね。ちゃんとします。
うーん、本読むのが好きになったぐらいが青春なのかな?そうなると、東野圭吾さんの「秘密」ですかね。

秘密 (文春文庫)

秘密 (文春文庫)

この本を読んで東野圭吾さんにハマりました。この後は、「手紙」「容疑者Xの献身」「卒業」と読了していきました。「手紙」はこの前舞台をやっていたみたいですね!(ミュージカル?)「容疑者Xの献身」はこの前土曜ロードショーでやってましたね。もう、何十回と見てるのに、結末も全部知ってるのに、大号泣しました(;_;)やっぱり傑作だよー。「真夏の方程式」よりも、断然「容疑者Xの献身」派です!「真夏の方程式」は最後、あれ?てなります。東野さんぽいけどぽくない。

「秘密」も映画化、ドラマ化どちらもされている有名な作品ですね。ドラマでは志田未来ちゃんと佐々木蔵之介さんが共演していたのを覚えています。
ミステリーとかサスペンスっていうよりも、ファンタジーに近い作品ですかね。でも、SF過ぎないところがまたいいですね。
東野圭吾さんって、大半が推理系のお話でその他に脳科学系のお話と、化学系のお話、バレエ団が出てきたり小説家が出てきたり、全く違うお話と、だいたいこんな感じですね。「秘密」は脳科学系とその他が混ざった感じかな?
事故をきっかけに母と娘の心が入れ替わってしまうという、現実ではありえない話ではあるのですが、リアリティもあり、錯覚してしまいますね。
娘の体をした母と、父との奇妙な生活。愛し合っているのに愛し合えないもどかしさ。クライマックスでの母の決意。最後に全部がわかった時の父の気持ち。読み終わったあとは、こみ上げてくるものがありました。なんとも切ないお話です。

当時は純粋な気持ちで読んでいたので、今読み直してみるとまた違ったものが見えてくるかもしれないですね。東野圭吾さん初心者さんには1番オススメしたい作品です。東野圭吾さんの全作品の中でも、やはり5本の指に入る傑作の一つだと思います。


それが私の「青春の一冊」です(*´ω`*)